TANAKA MASAO ARCHITECTS

尾高町の家

WORKS

お寺や旧家など昔ながらの佇まいが残る、鳥取県米子市の旧市街地に建つ住宅です。
周辺は準防火地域に指定されており、建築基準法の様々な制約を受けるうえ、この地域特有の間口が狭い、狭小敷地での計画でした。
露地のような狭いアプローチを抜け、玄関扉を開けると、お風呂からも眺めることのできる室内外に繋がった坪庭が眼前に広がるという、旧家の町家を意識した演出を仕掛けています。
個室は1階に配し、LDK・和室は見晴らしの良い2階に設け、造り付けのカウンターテーブルからは大山が、リビングの出窓からは米子城跡が望めます。
壁はご主人こだわりのシラス壁、天井は杉板張りとし、自然に調湿し、自然の風を通すことで、できる限り機械に頼らず暮らせるように考えられています。

  • 木造 2F建
  • 136.38㎡
  • 新築
  • 2017年3月
  • 鳥取県 米子市