TANAKA MASAO ARCHITECTS

福市の家

WORKS

狭小地でありながら東側、南側に建物が迫り、日照条件が厳しい敷地に建つ住宅です。
通風と午前中の日照を確保するために、格子塀に囲われたテラス付の中庭を敷地中心に設け、その中庭に面してL型にLDKを配しています。
LDKはキッチンを中心としたワンルームとし、低い天井と吹抜の天井とを混在させることで、空間構成に変化を持たせ、平面的にも断面的にも楽しめる工夫をしています。
また大山が望めるフリースペースなどで各室を繋げることで、廊下を設けず最低限必要な居室は確保しつつも、できるだけコンパクトに計画し床面積を抑え、階高を可能な限り切詰め、建物高さを抑えてコストコントロールをしています。
お施主さんには中庭に植えたヤマボウシや浴室から見える庭など、生活をしながら四季を感じ、楽しめてもらえたらと思います。

  • 木造 2階建
  • 103.26㎡
  • 新築
  • 2022年1月
  • 鳥取県 米子市