名峰大山の麓に建つ二世帯住宅です。
親世帯は平屋、子世帯は2階建てで、2階からは雄大な大山が望めます。
生活時間帯の異なる世帯間のプライバシーを確保するため、玄関・LDK・お風呂はそれぞれに設けており、同一建物内でありながら室内では繋げず、中庭に面した縁側を介して緩やかに繋がっています。
またこの土地に建っていた旧宅で使われていた梁や柱などの古材を加工して棚板や鴨居に再利用し、庭に転がっていた石材をアプローチの敷石に再利用することでお施主さんの「古い住まいの記憶を残したい。」という思いに答えました。