広瀬小学校の卒業生である吉田和人さんの寄付金により建てられた施設です。
大屋根に包まれた屋内空間は多目的ルーム・読書室コーナー・サロンで構成されています。敷地内には広瀬小学校創設以前から大切にされてきた、松平広瀬藩家老鈴木氏の庭園があり、サロンに置かれた名作の椅子に座り、ゆったりとその庭園が眺められるようになっています。読書コーナーにつながる縁側では、建具を全開放して、半屋外空間でゴロゴロしながら読書をしたり、将棋をさしたり、走り回ったり、子供たちが自由に使える場所として使われています。
本工事では協力業者さんの中に、広瀬小学校の卒業生が多く入っておられ、わが母校のためと誠心誠意取り組んでいただき、多大なる協力をいただきました。また愛着を持って利用してもらえるよう、工事中にも子供たちに見学をしてもらいました。
多くの人が関わってできている、いろいろな思いが詰まった施設なんだと理解してもらえていたらと思います。