TANAKA MASAO ARCHITECTS

法勝寺電車
展示場

WORKS

南部町法勝寺に建つ電車展示場です。
かつてこの地域を走っていた鳥取県指定保護文化財である法勝寺電車を風雨から守りながら、まちのシンボルとして展示し、後世に伝えていくための施設として計画されました。
法勝寺の伝統である法勝寺一式飾りの空間をイメージして、展示場正面のガラス越しに見える電車がより引き立つように、コンクリートの屏風を後ろに配しています。また全体を駅舎のような外観とし、線路を電車の展示スペースより延伸させることで、まるで今にも現役で法勝寺電車が走りだしそうな演出を仕掛けました。

  • 鉄骨造 平屋建
  • 135.12㎡
  • 新築
  • 2015年11月
  • 鳥取県 西伯郡南部町法勝寺